はじめに
日誌のルール
日誌に記すタイミングとその内容について整理したもの
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投資手法
現在行っている投資手法
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年間目標
本年度に掲げている年間目標
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経済指標
分析を行うこととしている経済指標
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【持ち越し】6/1のポジション持ち越し戦略
ダウ理論
ダウ理論によるトレンドの定義
- トレンドには、上昇トレンド・横ばいトレンド・下降トレンドがある
- 上昇トレンドは、高値・安値両方の切上げがなされてはじめて確認される
- トレンドは明白な転換シグナルが現れるまで継続する(とみなされる)
ダウ理論による目線転換
これらの地点より上では、上目線のトレードを行うこととなる。
前回の高値更新
ダウ理論では、トレンドの発生には高値・安値の切上げ(切下げ)を必要とする。
そのため、前回の高値を更新したことは上昇トレンドの発生可能性を匂わすシグナルとなる。
安値の切上げはなっていないため、未だ上昇トレンド発生とはいえないものの、少なくとも下降トレンドではなくなったことが確認される。
よって、上目線へと目線転換する一つのポイントと考えられる。
なお、シグナルとしては迅速性を持つものの、信頼性は比較的低い。
前回トレンドの戻り高値更新
前回トレンドにおける戻り高値とは、下降トレンド中に生じた買い圧力を強い売り圧力により抑えつけた直近における最新のポイントである。
そのため、これを更新することは、買い圧力の確認という意味において前回の高値更新よりも高い信頼性をもつ。
よって、これもまた上目線へと目線転換する一つのポイントとして考えられ、シグナルとしては迅速性に欠けるものの、信頼性は比較的高い。
※前回の高値では、すでに下降トレンドは終焉を迎えつつあり、あまり強い売り圧力が加わったとはいえない。
ダウ理論によるエントリーポイント
上記により上目線を固めた後、これらがエントリートレードを行うべきポイントとなる。
第3波の開始地点
第1波により高値切上げが確認され、第2波により安値切上げが確認された。
これにより、第3波の開始地点では上昇トレンドの発生がダウ理論的に確認されており、一つのエントリーポイントといえる。
第3波の開始→第1波高値の更新地点
第3波の開始がありダウ理論的に上昇トレンドが確認された場合でも、第1波高値を更新できずに売り圧力に屈する場合がある。
これは、第1波高値は当然に第1波の終焉地点であり、売り圧力に買い圧力が負けた地点である。
そのため、一定の売り圧力が存在することが既に確認されており、既存の売り圧力に加え、この売り圧力にトレンドが潰されるリスクを考慮した利確売りの圧力が更に加わる。
このリスクを回避し、売り圧力が確認された価格帯(=第1波高値)を抜けてからエントリーしようというより信頼性の高いものである。
ダウ理論によるアウトポイント
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環境認識
環境認識とは
現状において、買い圧力と売り圧力のいずれが強いかを認識することをいう。
圧力の強さから測られた、行うべきトレードの方向性(目線)を定めるために用いるものである。
(例)レンジ相場にあるが、環境認識では下目線なので買いトレードはやめておこう。
使用するツール
移動平均線とローソク足の位置関係
移動平均線は数期間の平均を示すものであり、ローソク足がその上にある場合には、少なくとも数期間内において買い圧力が強かったことを表される。
これにより、瞬間性をもった圧力の方向(目線)を確認できる。
移動平均線の方向
移動平均線は数期間の平均を示すものであり、ローソク足がその上にあり買い圧力が強い状況が続いていれば、上向きに推移する。
つまり、移動平均線が上向きに推移していることは、ある程度の時間幅をもって買い圧力が強い状況が続いた結果であると言える。
これにより、持続性をもった圧力の方向(目線)を確認できる。
水平線(支持・抵抗線)
水平線は、マーケットに参加する投資家が、ある共通の認識をもっているラインである。
具体的には、ローソク足がその水平線に反発されるだろうとの予測認識をもっており、その近辺ではその予測に基づいたトレードが多く発生する。
一方で、予測に反し水平線が突破されると、次の水平線まではある方向への圧力が継続されると投資家は予測し、その予測に基づいたトレードが多く発生する。
つまり、水平線は反発圧力が強い価格であり、それを抜けた場合には次の水平線まで反発圧力が弱い価格帯であることを示すのである。
これにより、水平線近辺にローソク足がある場合には以下の確認を行うことができる。
ダウ理論による戻り高値(押し安値)更新
ダウ理論では、直近戻り高値(押し安値)を超えた時点ではまだ新しいトレンド発生とはならないものの、この時点で新しいトレンドが発生する可能性が高くなる。
目線切替により新規の買い圧力が強まることに加えて、前回トレンドにおいて売り(買い)で入った投資家が戻り高値(押し安値)を更新した時点で損切りに入ることから、買い圧力(売り圧力)が強まり新しいトレンド発生が援護される。
そのため、戻り高値(押し安値)より上にある場合は上目線となり、戻り高値(押し安値)より下にある場合は目線判断がつかない(正確には前回トレンドと相場状況による)。
戻り高値とは…
前回の下降トレンドにおいて、安値切下げを成功した波動における高値をいう。
代表的な波動でいうと第2波・第4波である。
複数の時間足
環境認識にあたっては、普段のトレードに使う時間足に加え、その一つ長い時間足も使用することが望ましい。
両者においてコンセンサスが取れる場合にはより確実な認識となるため、そこではじめてトレードの目線を確定させることとなる。
環境認識の判断
上記の通り、環境認識により判断された目線にそってトレードを行うこととなるが
その環境認識の判断においては、多くの要素を考慮して行われるべきである。
この時に考慮される要素のすべてにおいてコンセンサスが取れる場合は、それだけある方向の圧力が強いことを示し、また目線の信頼度も高くなる。
よって、トレード戦略の優位性を向上させるためにはここにあるすべての要素を考慮したうえで、それらすべてにおいてコンセンサスが取れる場合にのみ目線を定めることが重要である。